2013年06月17日

本格的な雨期に突入

フィリピンから

 うだるような暑さの夏期が終わり、ようやく扇風機だけでもしのげる過ごしやすい季節となった。しかし、待ちわびた涼しい雨期にも、別の問題がある。

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 遠くから聞こえる雷鳴。その音が次第に近づいてくると、湿った雨の匂いを伴う強い風が吹き始める。黒い雲が空を覆い、突然降り始める大粒の雨…。すぐに雨がやめば南国の風物詩で終わるが、これがしばらく続くと悪夢である。

 水はけの悪い地域に一気に雨水が流れ込み、瞬く間に道路は冠水。そのまま通行不能に陥り、その周辺は迂回路を探す車で大渋滞。車がピクリとも動かず、歩くのが嫌いなフィリピン人もさすがにバスを降り始め、水に漬かりながら帰宅の手段を探し始める。この季節、こういったことが、首都圏の至る所で起きるのだから、たまらない。

 どこか出掛けた先でこんな状況に陥ったら最悪である。その日のスケジュールは全て中止を覚悟した方がいい。バスやタクシーは大混雑で、歩道は帰宅難民であふれる。

 フィリピン人の遅刻の理由で一番多いのは、「渋滞だったから」である。日本だったら絶対に通用しない言い訳だが、まさにお手上げ状態の交通まひが頻繁に起きるお国柄。本当に渋滞していたかは別として、こういったことが起きる現地の事情を知ると、いちいち追及するのも面倒になってくる。

(F)

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sekai_no_1 at 10:46│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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