2013年07月25日

政変後、停電と断水なくなった

エジプトから

 エジプト国民の大半が第2革命と呼ぶ今回の政変以降、停電と断水がピタリとなくなった。為政者によってこんなにも生活が違うものになるのかと改めて驚かされている。ガソリンスタンドに並ぶ車列もほとんど見られない。

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 失脚したモルシ前大統領は、自身が所属するムスリム同胞団の目的を実現するためにのみ権力と財力を投入した人物だったことが明らかになった。

 ムバラク政権を打倒した第1革命後、革命を主導した若者たちは、大統領選の決選投票に残った2人(ムバラク政権下で閣僚だった人物と同胞団幹部のモルシ氏)を前に、どちらにも投票したくないとかなり悩んだが、前政権下にあった人よりは、という感覚でモルシ氏にいやいやながら投票したのが事実だった。

 その考えが甘かったことが、この1年でいやというほど見せつけられた。同胞団の反民主主義・反自由体質を見抜けなかったのだ。

 ガソリンと電力が、同胞団を母体とするパレスチナのイスラム根本主義過激派組織ハマスが武力支配するガザ地区に惜しげもなく注ぎ込まれたことが、停電と断水、ガソリンスタンドの長い車列の一因だった。モルシ氏自身が第1革命時牢獄にいて、ハマスとヒズボラによる刑務所襲撃で脱獄した人物であるから、精神的にハマスに負債感を負っていたことも一要因。

 大統領になるべく知識も経験も準備された人物でもなく、器もなかったから、すぐに化けの皮がはがれてしまった。

(S)

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