2013年10月14日

運輸大臣の苦行

タイから

 タイのチャチャート運輸大臣(47)がプラパット・タイ国鉄(SRT)総裁らを伴ってタイ国鉄の列車に乗り込み現状視察した。

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 乗り込んだのは夜、バンコク中央駅を出発し12時間かけて翌朝、ラオスと接する国境都市ノンカイに到着する夜行列車だった。

 夜行とはいえ、コンパートメントの1等車でもベッドが付いている2等車でもなく、倹約志向の庶民が利用する3等車。それも大臣の椅子とでは比べようのない固めの椅子だ。

 座ったまま眠りにつき長旅を終えた大臣は2時間に及んだ運行の遅れと、トレイの水が流れないなど改善すべき課題として挙げた。

 チャチャート氏は元チュラロンコン大学工学部講師で、自家用車で登校する学生もいる中、ギュウギュウ詰めの路線バスで出勤するなどその庶民性では人気度の高い大臣だ。

 ただ、今回の3等車による汽車の旅に関し、ネット上では目立ちたがり屋のスタンドプレーと批判する声も出た。それでも「出る杭」が打たれるのはどこでも一緒で、本人はちっとも意に介さない。

 タイ国鉄は中国同様、国家の基礎インフラとして運賃を低く抑え赤字が慢性化しているだけでなく、資金難で設備の老朽化が進んでいる。今回、遅れたのもトイレの水が流れないのもそうした背景があるのだが、インラック政権はバンコクとタイの各地方を結ぶ高速鉄道網の建設を打ち出している。

(T)

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sekai_no_1 at 11:13│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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