2013年11月06日

北がある限り…

韓国から

 内乱陰謀罪で韓国中を騒がせた事件の母体となった親北朝鮮政党・統合進歩党。強制的に解散させるべきだという世論が高まっていた中、昨日ついに韓国政府が憲法裁判所に解散審査を請求した。これで物議を醸し続けた同党が消滅する可能性が出てきた。

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 同党の前身、民主労働党の結党は2000年。日本で新聞編集の仕事に携わっていた当時、前任の特派員が「韓国に危険な政党ができた」とボヤいていたのを今でも覚えているが、あのころは労働運動路線を敷く政党なのだろうくらいにしか思っていなかった。

 ところが、こちらに赴任し、特に近年の同党をめぐる疑惑は前任の言葉が決して大げさなものではなかったことを実感させている。何しろ北朝鮮と結託して韓国の自由民主主義体制を転覆させようという壮大(?)な理想を掲げているのだから「危険な政党」以外の何物でもない。

 だが、これで一件落着というわけでもなさそうだ。仮に裁判所が解散を命令し、同様の政党作りにも待ったがかかったとしても、すでに野党議員の中には「筋金親北派」や「隠れ親北派」が少なからずいる。いや、保守派のはずの与党議員の中にもスパイのように本心を隠し続けている人がいるという向きもある。過去、右翼政党から左翼政党に鞍替えした議員が何人もいた。

 北朝鮮と対峙し、そのために徴兵制まである韓国なら、本来、こういう問題には敏感なはずだが、失礼ながら「平和ボケ」「分断ボケ」と思えるほどのんきに映る。「北がある限り第2、第3の進歩党ができるゾ」と、もっと警鐘が鳴ってもいいところだ。

(U)

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