2013年11月25日

フィリピン台風災害で自粛ムード

 多くのフィリピン人が最も楽しみにしているシーズンは、間違いなくクリスマスだろう。この時期は仕事納めのパーティーで大いに盛り上がるのが恒例となっているが、今年はちょっと事情が違う。

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 フィリピンにはあまり自粛という習慣はない。葬式でカラオケを歌ったり賭け事をやったりと、喪に服すスタイルが日本人とは根本的に異なるのだ。

 しかしながら、今回フィリピン中部を襲った台風30号(フィリピン名ヨランダ)の被害があまりにすさまじかったため、さすがにお祭り騒ぎしている場合ではないとの世論が広がりつつある。各方面でクリスマスの催しをキャンセルして、被災者の支援に回す動きが出てきているのだ。

 ちなみに台風による死者は既に4000人に達し、被災者は1000万人を超え、国民は毎日のようにテレビで放送される特番にクギ付けとなった。

 このような事情から大統領府が、クリスマスをシンプルに祝うよう国民に呼び掛けたほか、新年に盛大なカウントダウン・イベントを行うことで知られる金融街のマカティ市も、クリスマス・パーティーを含む一連の催し物をキャンセルする方針を明らかにした。マカティ市長は「多くの被災者が困難に直面しているときに、われわれだけ楽しむのは公平ではない」と述べ、市の従業員などに理解を求めた。

 被災地が一日も早く復興を成し遂げ、来年はいつものにぎやかなクリスマスが戻って来ることを願いたい。

(F)

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