2014年01月10日

治安悪化で外出できない

エジプトから

 エジプトに住む人々は今、不安な中での生活を強いられている。いつどこで犯罪や事故、事件に巻き込まれるかわからないからだ。

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 昨年7月に大統領権限を剥奪されたモルシ前大統領の出身母体、イスラム根本主義組織「ムスリム同胞団」による、暫定政権に対する執拗な抵抗による無差別テロがその原因だ。

 シナイ半島を中心にした治安機関を標的にしたテロは、次第に首都カイロを含む都市部で、一般市民を巻き込んで頻発するようになった。

 デモのたびに、堂々と武器が使用され、駅や、地下鉄車両の中、道路脇、アパートの一室などで、武器や爆発物が頻繁に発見されるようになった。

 会社の助手は、地下鉄に乗車してまず、爆発物がないかどうか、椅子の下を見るようになったと語った。事実、1月6日には、警官が車両の中に入ってきて、武器所持の若者を連行したという。同胞団員が反対者の喉を切る殺人事件まで発生している。

 在エジプト日本大使館情報によると、この2カ月以内に邦人2人がひったくり被害に遭った。ある邦人日本語教師は、ひと昔前は自由にどこにでも見学に出掛けたが、最近は自宅と教室を往復するだけだと嘆いた。

 記者も刺身用のカツオが買いたくて、スエズに行こうとしたが取りやめた。途中で車がパンクでもしようものなら、強盗らに取り囲まれる可能性があるからだ。夜の外出も避けている。コプト教のクリスマスにも行けない。教会が狙われているとの情報も飛び交う。モスクだって安心できない。双方が復讐(ふくしゅう)し合う可能性があるからだ。

(S)

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