2014年05月09日

ドラマ生み出すドラフト

米国から

 「桑田は巨人、清原は西武」「8球団競合の野茂は近鉄に」――。プロを志望する野球選手の人生を左右するドラフト会議。悲喜こもごものドラマは、日本の野球史とファンの記憶に深く刻み込まれてきた。

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 米国のプロスポーツで行われるドラフトも同様で、数々のドラマを生み出してきた。中でも、断トツの注目度を誇るのが、ナショナル・フットボールリーグ(NFL)のドラフト。試合並みにドラフトを楽しみにしている人が多い。

 熱烈なファンたちは、どのチームが誰を指名するかを予想する「モック(模擬)ドラフト」で盛り上がる。スポーツ専門局などはドラフト担当のアナリストを置いているほど。彼らはドラフトで指名される約250選手を全て予想するほどのオタクぶりだ。

 プロ野球のドラフトでは指名が重複した場合、抽選が行われるが、NFLは下位チームから順番に指名する完全ウエーバー制を採用。だが、指名権のトレードが可能で、複数の指名権を譲渡して指名順位を上げたりすることができる。意中の選手を獲得しようと繰り広げられる熾烈(しれつ)な駆け引きが、ファンにはたまらないのだ。

 あまりに注目度が高いため、NFLのドラフトはもはや会議というより興行イベント。これまで2日で行われたのが3日になり、さらに4日に延ばすアイデアまで出ている。

 今年のNFLドラフトは8日からニューヨークで開かれる。今年はどのようなドラマが待っているのか。ドラフト会場に熱い視線が注がれる。

(J)

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