2014年06月20日

熱狂ムードには程遠く…

米国から

 サッカー・ワールドカップ(W杯)は、米国でも注目を集めている。が、日本のように国民総出で自国の代表チームを応援する熱狂ムードには程遠い。愛国心の強い国民なのに、W杯にどこか冷ややかな態度を取るのは実に不思議である。

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 「サッカー不毛の地」といわれた米国だが、今は子供や女子のスポーツとして定着するなど市民権を得ている。それでも、「観るスポーツ」としてのサッカーには、根強い嫌悪感が存在している気がする。

 例えば、13日付のウォール・ストリート・ジャーナル紙社説。開幕戦のブラジル対クロアチアで決勝PKにつながった疑惑のプレーを念頭に、「被害者を装って成功した人を誰が応援したいと思うか」と、選手が反則を受けたふりをするのを嘆き、スポーツマンシップが向上しない限り、米国でサッカー人気は高まらないと断じた。

 米国民が好むアメフトや野球の方がスポーツマンシップで優れているとは言い切れないと思うが、サッカーは公正さを重んじる米国民の肌に合わないと考える人がいても不思議ではない。

 さらに、サッカーへの嫌悪感を露(あら)わにしたのが14日付のワシントン・ポスト紙コラム。サッカー観戦は「退屈な上に目を離すことができない」と散々な言い様。「我々はW杯を観(み)る必要はない。世界で最も人気のあるスポーツかもしれないが、我々は世界ではない、米国だ」とまで書いている。

 大リーグ野球の優勝決定戦を勝手に「ワールドシリーズ」と銘打つなど、何でも世界の中心でなければ気が済まないお国柄。個人的には、サッカー界ではメジャー国扱いされていないことが気にくわないのではないか、と思ったりする。

(J)

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