2014年10月01日

「日米韓」火種に?

韓国から

 先日、懇意にしている韓国人記者とちょっとした舌戦を交わした。こちらの顔を見るなり「日本が拉致問題で対北朝鮮制裁を緩和したせいで韓美日(美=米国)の連携にひびが入った」と彼。これを聞き筆者は「韓国こそ朴槿恵大統領が日本そっちのけで早々と中国首脳と会談する中国傾斜に走り、日米韓の絆を危うくしている」と反論した。

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 この問題は日韓双方の世論が対立する「新たな火種」になりつつある。日韓がいがみ合うと、狭間に立たされる米国としてはどちらか一方の肩を持つわけにもいかず、いつも仲直りを促すしかなかったが、果たして今回もそうだろうか。

 日本の対北制裁緩和は、拉致問題前進に向けた戦術であり、米韓との足並みを乱すつもりなど毛頭ないことは、北朝鮮ですら分かっている。ところが、韓国の中国接近は外交の根本的見直しで、日米が韓国を友好・同盟国と見る根拠の「自由民主主義」とは相いれない共産党一党独裁の黙認につながる。近年の海洋軍事行動や「第二のアジア開発銀行(ADB)」設立提唱など腕力、財力に物言わせた中国の覇権主義の動きを併せ見れば、中国脅威論が決して観念的なものでないことは明らかだ。

 しかし、韓国動乱でさんざん中国に痛い目に遭っているのに、どういう訳か韓国は中国の脅威に無頓着だ。そして実は北朝鮮の脅威に対しても甘いところがある。前述の記者氏に「日本と北朝鮮がもし戦わば」と水を向けると、間髪を入れず「そりゃ北朝鮮の味方さ」。あんな独裁国家でも「同民族だから」という。うーん、少しは悩んでから答えてほしかったのに…。

(U)

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