2014年12月26日

ルーブル暴落後のクリスマス

ロシアから

 1年の中でも、ロシアの街が最も活気にあふれるのがこの時期だ。ロシアでは旧暦(ユリウス暦)に従って、新年を迎えた後の1月7日にロシア正教のクリスマスを祝うのだが、ソ連崩壊後は西欧のクリスマスもお祝いする人々が増えた。

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 西欧のクリスマス(12月25日)、新年、ロシア正教のクリスマス、そしてユリウス暦で祝う旧正月(1月14日)とお祭りが続く。

 ただ、今年はちょっと違う。原油価格の下落やウクライナ問題を受けた欧米の経済制裁で、ロシアの通貨ルーブルが暴落し、物価が高騰している。特に輸入品は軒並み大幅値上げだ。アイフォーン6は11月に25%値上げにしたのに続き、2回目の値上げとしてさらに33%アップとなった。

 これだけ物価が上がれば、人々は財布の紐を締めるのかと思いきや、逆に輸入品や高級品を買いあさっている。輸入自動車販売店では高級車が次々と売れる。

 皆、ルーブルの価値が下がり続ける中で、なるべく価値の変わらないモノに変えてしまおうとしているのだ。というわけで街は“活気”であふれている。

 ちなみに輸入車の中では日本車が一番人気。理由は商品価値が下がらないからという。

 友人に話を聞いても、楽観的な答えが返ってくる。ソ連末期の物不足、ソ連崩壊後のハイパーインフレを生き抜いてきたロシア人は、この程度?のルーブル暴落では動揺しないようだ。

 愛国ムードの中で、欧米への強気の姿勢を貫くプーチン大統領の支持率は高い水準にある。しかし国民はいつまでも強がりばかりではやってはいけないのでは。

(N)

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