2015年04月14日

教育水準が寿命を決定?

オーストリアから

 金持ちは長生きし、貧しい人は短命……一般的にそのように考えられているが、「金」の有無が寿命の決定的な要因ではなく、教育水準こそがその人の寿命の長短を決定するという興味深い統計がこのほど公表された。

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 オーストリア日刊紙プレッセ(3日付)は、「人は金持ちだから長生きすることはない」という見出しの記事の中で、教育水準別に大卒者から義務教育修了者までの国民を調査した結果、大卒者の平均寿命は学歴の低い国民と比較して長生きしているという統計を掲載している。

 オーストリア統計局のデータを基にプレッセ紙が報じたところによると、大卒の国民の平均寿命は男性で81・9歳、女性で85・9歳。一方、中学校卒業者の場合、男性が76・9歳、女性83・1歳だった。男性で大卒者と中卒者の間で5歳の差がある。女性の場合、その差は2・8歳だ。いずれにしても、男女とも教育水準の差で平均寿命が異なることが判明したのだ。

 すなわち、「金」の有無より、「知」の有無の差が寿命の差を決定するというわけだ。貧しいが、「知」の豊かな人々にとっては朗報だが、「金」は十分だが、「知」に乏しい人々にとっては深刻な調査結果と言えるだろう。

 ただし、長生きも大切だが、長く生きればいいというわけではない。人生の目的が不可欠だ。その上、長生きは後天的な「金」「知」の差だけではなく、遺伝的な要因も関与してくるだろう。

(O)

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