2015年09月21日

横行する偽札

べトナムから

 ベトナム中央銀行はこのほど、今年上半期に発見された偽札数は前年同期と比べ1割方増加したと発表した。2年前の同期には前年同期比で4割方減少していたが、今年に入って増加傾向に入った。

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 なお中央銀行は、代金やお釣りを受け取る際、偽札かどうかよく確認するよう呼び掛けている。ただこれまでのように透かしが入っていなかったり、紙の質がざらついていたりといった簡単に偽札が見破られるものは減少しており、最近はメタリック印刷も本物そっくりで紙の質も向上しており、判別しにくいものも多くなった。

 さらに昔は本物はインクが盛り上がっていることから、簡単に見分けがついたが、近年は凹凸のある偽札も出回るようになり、偽札をはじき出す機械を使わないと識別が難しいものも出てきている。

 その偽札の製造拠点は、昔はベトナム国内というパターンが目立ったが、近年は陸路で簡単に越えられる中国で印刷されたものが見つかるようになっている。

 いずれにせよ中国同様、真贋をチェックしないと取引が成立しない偽札問題というのは、大きな取引から一般庶民の買い物の現場で、費やされる時間が膨大なものになっているだけは確かだ。

 「悪貨は良貨を駆逐する」とはよくいったものだが、1%の毒が入ることで99%の真水があったとしても毒水になるように、市場に流通する偽札はマーケットの正常な機能を著しく損なっている。

(T)

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sekai_no_1 at 08:06│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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