2015年10月05日

ナマコの大量漂着

ベトナムから

 かつて「ナマコ湾」として名をはせたウラジオストクは、ロシア唯一のナマコの漁場だ。ロシアではゆでナマコをサラダの具材として使ったり、乾燥させて食べたり、酒漬けにしたりする。

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 しかし、近年、ナマコが中国料理の高級食材や漢方薬として高額に取引されることが分かり、ナマコの密漁が横行、中国人バイヤーが暗躍して、地下工場で高級食材に加工させた上で中国に密輸するようになってきている。

 その金になるナマコが、ベトナムで取れたというニュースが先月中旬、流れた。

 ベトナム南端に位置するメコンデルタ地方キエンザン省フーコック島で、約2鼎離淵泪海浜辺に流れ着いたというのだ。村の長老は、こんなことは初めてのことだという。

 地元住民や観光客らがこのナマコを取ろうと浜に大挙して押し寄せ、大混雑となった。先に到着してナマコを一挙に捕獲した先陣組は、うわさを聞き付け次々にやって来た人々に1腺桂ドン(約370円)で販売。先陣組にしてみれば、元手ただでキャッシュが手に入るのだから、まさに「濡れ手で粟(あわ)」ならぬ、「ぬるぬるの手にナマコ」だった。

 買い手にしてもマーケットで買えば170万ドン(約3700円)と10倍近いものが格安で買えるのだから悪い話ではない。

 それにしても370円という値段は、ベトナム人にとって決して安い値段ではない。ただ中国文化を基層文化に持つべトナム人は、乾燥ナマコが滋養強壮や皮膚病に効く漢方薬としても使われていることを熟知している。

(T)

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sekai_no_1 at 09:30│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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