2015年11月03日

北の検閲に怒る取材陣

韓国から

 韓国と北朝鮮に生き別れとなった肉親が再会する南北離散家族再会が先日、北朝鮮・金剛山で行われたが、その際に韓国取材陣が北朝鮮当局から検閲を受け、物議を醸している。

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 今回の行事を現地で取材するため訪朝した韓国マスコミ記者団は、持参した各自の業務用ノートパソコンを強制的に押収され、保存ファイルを検閲されたり、北朝鮮関連ファイルがある場合は翌日にようやく返却してもらったとか。テレビ局がリアルタイムで放送する予定だったテープも同じように検閲に遭って送出が大幅に遅れた。記者団は帰国後、「不当な干渉」で「言論統制」に当たるとする抗議声明を発表する事態となった。

 周知のように北朝鮮に言論の自由などない。当然、そこでの取材に制約、妨害は付き物だ。以前、北朝鮮・開城への陸路による日帰り観光があり、筆者も参加したことがある。現地で撮った写真は全て検閲されるため、当局が嫌がる写真は撮らないよう注意を受けていたが、北朝鮮の実態を少しでも記録に残したいと思い、隠し撮りを断行。検閲ではあらかじめ用意していた別のメモリーカードとすり替え、検閲を無事に通過した。

 政府の「付き人」のように訪朝し、韓国にいる時と同じように他の記者たちと並んでキーボードをパチパチ打って記事を送稿しようとした韓国の若い記者たちも、次に行く時はスリルを味わう余裕を持ち、相手の裏をかく機転を利かせるくらいの覚悟が必要かも。

(U)

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