2015年11月23日

ご利益ペンダント

タイより

 多くのタイ人は、胸にジャラジャラと何やら付けている人が目立つ。車の運転席前に置いているケースも多い。

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 いずれもプラクルアンという、仏像や僧侶をかたどった小さなお守りだ。タイ人は、これをペンダントのように身に付けたり、車の中に吊(つ)るしたりする。特に有名な高僧のプラクルアンや高僧がお祈りして念を入れたものは、コレクターアイテムとして売買の対象となり、いい値で売却可能だ。

 古くて希少価値のあるプラクルアンには、数百万円から数千万円するものもあり骨董(こっとう)的・資産的価値を持つ。

 なおタイ人のお守りは、このプラクルアンの他に呪文を刻んだお守り、護符、マハーウットとかクンペーンとかのお守りもある。

 金舌のムクドリ、石のオニノツノ貝、石のトリの卵など、ご利益のあるものと思われている品々は結構多く、まさに「イワシの頭も信心から」だ。また呪文の入れ墨を掘り込むといった荒業もある。だが、霊験あらたかとされるご利益ペンダントながら、皆が皆、信じているわけではない。

 友人から聞いた話では、若い時、ニワトリの首にお守りをくくりつけ、ピストルで撃って死なないことを期待したが、何度試してもガイヤーン(焼き鳥)になるだけだったことから、次第に興味を失ったという。

(T)

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sekai_no_1 at 09:30│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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