2016年02月12日

ピラミッドを食い物に

エジプトから

 つい最近、憂慮すべき情報が入ってきた。ピラミッド周辺に転がる石が、国内外の悪徳業者によって、国外に持ち出され、高額で売られているというのだ。カヘラ・ワル・ナス(カイロと人々)というテレビ局の番組で紹介されたもので、石の採取状況や値段交渉の現場をテレビカメラで隠し撮りした。

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 観光客になりすましたテレビ局のスタッフが、観光用の馬車を引くエジプト人に、ピラミッド周辺に転がっている石が欲しいと言い、エジプト人業者が、スタッフを引き連れながら、石を探して適当な大きさに割り、用意されたリュックサックの中に入れて売っていた。値段は何と十数個で1000法

 エジプト人悪徳業者にとっては、わずか1時間足らずで、大金を獲得でき、買った方も、国外に持ち出せば、高額で売れることは間違いない。

 しかしこれは、世界遺産そのものを盗み出す盗賊行為であり、厳罰が科されるべきことだ。

 ピラミッドはもともと、3大ピラミッドの真中に位置するカフラー王のピラミッドの頂点付近に残っている化粧石が、全体を覆っていたとされている。長い年月を通じて、化粧石の部分がはがれ落ちて地表に転がっているとみられている。

 昔は、その石が、モスクや巨大建築物の土台石として使用されていたとされ、エジプト人は、ピラミッドの石を利用することに大した罪悪感が無いのかもしれない。世界遺産を守るため、早急な対策が必要だ。

(S)

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