2016年09月27日

2つの地震に悩まされ

韓国から

 ユネスコ世界遺産に登録された石窟庵や仏国寺などで知られる韓国南東部の古都・慶州で今月発生した規模(=マグニチュード)5・8の地震。気象庁が観測を始めた1978年以降、最大規模だったというが、幸い地震による犠牲者はなかった。

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 ただ、今なお続く余震に地域住民はおびえ、薬局で睡眠薬を買い求める人たちが増えているそうだ。

 体感地震が少なかっただけで、実は韓国でも地震は起きてきた。以前、韓国の知人たちは記者が地震頻発国の日本から赴任してきたと言っては時々「日本人はあんなに地震が多いところで生活し大変ですね〜」と“同情”されたものだ。だが、そんな彼らももはや地震安全地帯ではない現実に向き合わなければならない事態だ。

 今回の地震のメカニズムについて2011年の東日本大震災に近くの断層が触発されたものとする見方が出ている。4月の熊本地震では韓国南東部でも揺れを感じた。地震において日韓両国は一種の運命共同体になりつつある。観測・予知の技術だけでなく、緊急速報システムや耐震設計などの面でも韓国は日本のノウハウを欲しがっているはずだ。

 そして「もう一つの地震」への備えでも連携を深めたいところ。

 人工地震の感知で最初の端緒が分かる北朝鮮の核実験のことである。人工でありながら、いつ、どのくらいの規模で起きるか予測できない悩ましさは本物の地震とさして変わらないのだから。

(U)

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