2016年09月30日

“電子版”の指名手配書

米州から

 米ニューヨーク市マンハッタンやニュージャージー州で17日に起きたテロ事件は発生から2日足らずで犯人逮捕に至ったが、この捜査では新しい手法が試みられた。

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 それは、テロ犯が潜んでいると思われる地域にいる人たちの携帯電話に緊急警報を一斉送信するというものだ。

 「指名手配:アフマド・カーン・ラハミ、28歳の男。写真は報道で見て。もし見掛けたら911に通報を」

 こう書かれたメッセージが19日朝、ニューヨーク市と一部のニュージャージー州の市民に送信された。911は米国の緊急通報用の電話番号で、日本の110番や119番に当たる。

 こうした緊急警報は、これまで気象・災害情報や子供の行方不明情報などを知らせる際に送信されていたが、今回のように犯罪捜査の協力を呼び掛けたのは異例だという。

 デブラシオ・ニューヨーク市長は「新しい形の指名手配ポスターだ」とし、今後も犯罪捜査や市民への注意喚起に活用する方針を示している。

 筆者は首都ワシントン郊外にいたため、携帯電話でテロ犯の情報を受信しなかった。また米国でこれまでこうした緊急警報のメッセージを受け取ったこともない。

 ただ、ワシントン周辺は米政府関連機関が多く、テロリストに狙われやすい地域であることは間違いない。テロ情報を携帯電話で受信できるのは便利になったと感じる一方、そうしたメッセージを見ることのないようにとの願いも切実なものがある。

(Y)

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