2017年01月27日

都市伝説より好きなもの

ロシアから

 世界の大都会には、どこにでも都市伝説がある。特にモスクワ・メトロの環状線の各駅には、噂(うわさ)なのか本当なのか、いまだに分からない伝説も少なくない。

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 これは本当の話。タガンスカヤ駅近くには冷戦時代の遺物である地下壕(ごう)や秘密の地下通路。それは今でも存在し、ツアーも組まれ一般公開されている。

 モスクワ川の橋上にある「雀ケ丘」駅近辺には、友人から聞いた話では、ソビエト時代の地下航空司令部があったとか。そこで働いていた彼のお爺(じい)さんから聞いた話らしい。その駅は1984年のオリンピックの際に建設されたが、安全上の理由で近年まで封鎖されていた。今では、雀ケ丘はモスクワの観光名所だが、当時は車窓をすべて覆い隠していたのは何か意味があったのか。地下航空司令部の有無は今も確認できていない。

 最近の話題として、クレムリン前の赤の広場では携帯のGPS(全地球測位システム)が誤作動を起こし、まともに機能しないという噂。これは日本の新聞にも取り上げられた。

 実はモスクワ近郊では政府の事情でGPSが正しく機能しない場所があるため、日本のようにナビゲーションシステムが普及していない。モスクワ市民には大きな問題にもならない。特にその理由が、政府がドローンによるテロ攻撃対策の一環として妨害電波を発しているとなれば、当然と理解する傾向がある。

 モスクワ都市伝説探険を堪能するのは観光客だけで、ロシア人は都市伝説よりも他人の噂話の方によほど関心がある。

(N)

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