2017年06月08日

日本のおもてなしの心

ブラジルから

 仕事柄、飛行機で移動することが多いが、機内で受けるサービスにお国柄やその国ならではの「おもてなしの心」を感じることが少なくない。

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 乗客を引きずり降ろした事件で騒動となったユナイテッド航空など米国の航空会社の場合、細やかなサービスや親切さには欠ける。ただし、「大ざっぱなサービスが気楽でいい」と感じることもあり、決して嫌いではない。一方、日本の航空会社には「これぞ日本のサービス」と感心させられることがある。

 ブラジルから日本に一時帰省した際、国内線を利用した。快晴の青い空に浮かぶ、翼に描かれた日の丸と眼下に見える富士山の美しさに、思わず目頭が熱くなりながら見入ってしまったのだが、近くの席からキャビンアテンダントの声が聞こえてきた。

 目をやるとアテンダントの女性が、中央席に座っている初老の女性に「こちらで富士山をご覧になりますか」と、空いている窓側席に誘導しているところだった。富士山を見たいが、席を立ってよいものか悩んでいる女性の様子を察してのことだった。

 初老の女性は富士山の美しさに感動し、幾度となく「奇麗ねえ」と声に出した。景色を堪能した女性は、アテンダントに「ありがとう」と繰り返しながら元の席に戻っていった。

 日本らしい接客サービスの素晴らしさを垣間見た瞬間だった。観光大国を目指す日本だが、こうしたおもてなしの心こそが最大の財産だと実感した。

(S)

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