2017年12月21日

学校でも「片膝抗議」続出

米国から

 この欄で以前紹介した、米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)で国歌斉唱時に起立せず、片膝をつく選手が続出したことが、思わぬところに飛び火している。

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 米国の小中高校で毎朝行われる、国家への忠誠を唱える「忠誠の誓い」の時間に片膝をつく子供が相次いでいるというのだ。

 中には6歳の子供までNFLの選手をまねし、膝をつく行動に出ている。驚いた教師が母親に報告すると、逆に母親から子供の自由を侵害するなと怒られた。

 またバージニア州北部にあるフェアファックス郡の高校では、「忠誠の誓い」を暗唱する際に座っていた生徒を「ここはNFLではない」と叱った教師が担任をクビになる事件があった。同郡では生徒に誓いを強要することができないため、指導が行き過ぎだと判断された。生徒は黒人で、全米で広がった過激な反警察運動「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大切)」にも傾倒していたという。

 他の地域でも同様の事件は続けざまに起こっており、教師が対応に苦慮している。

 スポーツ選手の行為は子供に大きな影響を与える。憧れの選手が片膝をつき、メディアから喝采を浴びる姿を見れば、子供も国家への忠誠を誓わないことが「カッコいい」と考えてしまう恐れがある。相次ぐ学校での「片膝抗議」は、子供の模範となる選手たちの行動に対する責任を改めて突き付けていると言える。

(Y)

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sekai_no_1 at 14:11│Comments(0)アメリカ・中南米 

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