2018年08月24日

スコピエでの菜園談義

マケドニアから

 マケドニアの首都スコピエに住むビジネスマンと雑談した折、趣味の一致で盛り上がった。どちらも菜園を楽しんでいる。

★ 続きを読む前に、ご協力お願いします! ⇒ 人気blogランキングへ


 とりわけ共感したのは、野菜作りの醍醐味が、その匂いと味にあることだ。

 匂いというのは、野菜の発する鮮烈な香りだ。キュウリにしろトマトにしろ、スーパーで売られているトマトやキュウリは無臭に近いが、畑で取れたものは濃厚な香りがある。とりわけ早朝、トマト畑を歩くとその香りにうっとりするほどだ。アロマセラピー以上に朝一番、トマトの枝葉が発する香りはリフレッシュさせる効果が高い。

 何より畑で取れるトマトの味が全然違う。

 彼は「スーパーのトマトは、プラスチックだ」とも言った。なるほど、「プラスチック・トマト」とは的確な表現で、よく言ったものだ。

 スーパーで売られているトマトは色も形も悪くないのだが、味も香りも薄くて、ただのプラスチックを噛(か)むような感触があるのは否めない。

 「ところで」と彼は前置きして、「土地代のバカ高さで有名な東京で畑を持っているのか」と聞いてきた。「そうだ。東京の大地主だ」と答え、少し間を置いて「10平方メートル」と本当のことを言った。

 それがバカ受けし、彼は優越感に満ちた高笑いにしばらく興じた。彼が自宅の前に所持している畑は1200平方メートル。無論、トラクターがないと耕せないが、これが普通の家庭菜園の規模なのだという。

(T)

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ

sekai_no_1 at 15:03│Comments(0)ヨーロッパ 

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

電子ブック
シベリア鉄道見聞録 ウラジオストクからモスクワまで、「ロシア号」6泊7日同乗ルポ! ほか電子ブック多数!
メルマガ

このブログは、メルマガ「ワールド・ニューズ・メール」と連携しています!


Profile
世界日報社
日刊紙を発行する新聞社。世界各地に特派員を配置し、海外情勢とオピニオンにめっぽう強い。日本初の電子新聞も運営中。
QRコード
QRコード
最新コメント
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

月別アーカイブ