2019年05月10日

かわいい魔女たちの訪問

フィンランドから

 キリスト教のイースター(復活祭)が4月21日にあった。お祝い行事も国や地域によってさまざまだが、フィンランドでは毎年、イースターの1週間前の日曜日、魔女に仮装した女の子たちが、リボンなどの飾り物を付けたネコヤナギの枝を持って各家庭を回る。

★ 続きを読む前に、ご協力お願いします! ⇒ 人気blogランキングへ

 可愛い声で、「ヴィルヴォン、ヴァルヴォン、ツォレークシ、テルヴェークシ、トゥレヴァクシ、ヴオデクシ、ヴィトゥサ、スッレ、パルッカ、ムッレ」と呪文を唱え、ネコヤナギの枝を渡し祝福してくれるのだ。

 呪文の意味は「魔法を掛けて新しく健康に次の年を迎えますように、あなたに小枝を、私にご褒美を」。

 その日になると、それぞれの家庭は、魔女のためにチョコレート、キャンディー、小銭をあらかじめ準備しておいて、魔女が来たらあげる。この慣習は昔、異教を信仰していた農耕時代に、魔法使いがその年の豊作を確実にしてくれるものと信じられていたことから始まったものらしい。

 わが家もその日が近づいたらスーパーでキャンディーを買い、魔女たちの訪問に備える。魔女たちが来る人数や回数は年によって違うが、多い時は10人以上の魔女たちが親と一緒に、あるいは友達とやって来る。

 多くの魔女たちの訪問を受けた日には、準備しておいたキャンディーがなくなり慌てたこともあったが、わが家の幸福を願ってくれるのだから、その日に限って魔女は大歓迎だ。

(Y)

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ

sekai_no_1 at 13:36│Comments(0)ヨーロッパ 

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

電子ブック
シベリア鉄道見聞録 ウラジオストクからモスクワまで、「ロシア号」6泊7日同乗ルポ! ほか電子ブック多数!
メルマガ

このブログは、メルマガ「ワールド・ニューズ・メール」と連携しています!


Profile
世界日報社
日刊紙を発行する新聞社。世界各地に特派員を配置し、海外情勢とオピニオンにめっぽう強い。日本初の電子新聞も運営中。
QRコード
QRコード
最新コメント
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

月別アーカイブ