2019年09月27日

商標“浸透”で日本企業が悲鳴

フィリピンから

 日本企業が現地紙に掲載した、商標に関する広告が注目を集めている。

 広告を掲載したのはコピー機大手の富士ゼロックス社。「ゼロックス」という商標がフィリピンで、コピー全般を示す言葉として使用されていることを問題視し、そのような言葉の使い方の中止を求める内容となっている。

★ 続きを読む前に、ご協力お願いします! ⇒ 人気blogランキングへ

 フィリピンでは機械でコピーを取ることをズバリ「ゼロックス」と言うだけでなく、コピー機もメーカーに関係なく「ゼロックス・マシン」と呼ぶほど、この呼称は国民に浸透している。

 フィリピンを訪れて初めのころ、街中のコピー機を扱う文房具屋などに「ゼロックス」と書いてある看板をあちこちで見掛け、「やはり日本製が人気なのだ」と少し誇らしい気分になった記憶がある。

 しかし、実際にはぜんぜん違うメーカーのコピー機が置いてあるなどし、しばらくしてゼロックスが単にコピー全般を示す代名詞として使用されていることに気づいた。

 商売に使う看板などから、ゼロックスという言葉を消すのは時間の問題かもしれない。しかし、コピーすることを示す動詞としてのゼロックスは、私を含むフィリピンで生活する人々の脳裏にすでに焼き付いており、簡単に抹消するのは難しそう。もはやゼロックスという言葉は、フィリピン文化の一部となっている。

(F)

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ

sekai_no_1 at 11:32│Comments(0)アジア 

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

電子ブック
シベリア鉄道見聞録 ウラジオストクからモスクワまで、「ロシア号」6泊7日同乗ルポ! ほか電子ブック多数!
メルマガ

このブログは、メルマガ「ワールド・ニューズ・メール」と連携しています!


Profile
世界日報社
日刊紙を発行する新聞社。世界各地に特派員を配置し、海外情勢とオピニオンにめっぽう強い。日本初の電子新聞も運営中。
QRコード
QRコード
最新コメント
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

月別アーカイブ