2019年10月24日

故人を偲ぶかたち

米国から

先日、近隣にある墓地を見る機会があった。映画など映像を通してしか見たことがなかったが、米国の墓地を実際に目の前にすると印象深いものがある。

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 米国では墓石に、好きに言葉を書き込むことが可能で、聖句や詩の一節、故人へのメッセージなどが刻まれ、遺族たちの思いを感じることができる。中には「私がいなくなってもあまり悲しまないでください。私について祈れば、あなたの心を愛で満たしてあげます」などと故人が残された人たちを励ますメッセージが綴(つづ)られているものもあり、心に響く。

日本では、墓前で静かに手を合わせ、心の中で話し掛けることが普通だろう。言葉で思いをはっきりと表現するところに、日本との風習の違いを感じる。

 墓石は、長方形のものばかりでなくハート形などもあるほか、カラーの肖像付きのものも少なくないのが特徴だ。供えられた花とともに国旗も地面に立てられているものなど、米国らしい。好きなフットボールチームの旗が紐(ひも)でくくりつけてあるものもあり、故人の人柄まで感じさせる。

 米国の風習を知るためにと知人男性が案内してくれた。自身は、父親が亡くなった後に墓の場所や形態をめぐって兄弟と揉(も)めた経験があったという。掛かる費用も高額なため、あらかじめ備えておくことが大切だと話す。なるべく生前に準備した方が良いことは、日本と変わりないと思わされる。

(Y)

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sekai_no_1 at 13:41│Comments(0)アメリカ・中南米 

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