2019年11月19日

ホームシックは国民病?

スイスから

 スイスに関するニュースや情報を発信しているウェブサイト「スイスインフォ」によると、ホームシックはスイス人の200年前の国民病だった。「牧人の歌に故郷への思いを馳せ、スイスの代表的児童文学作品『アルプスの少女ハイジ』の主人公の少女もこの病に悩まされた」のだ。

★ 続きを読む前に、ご協力お願いします! ⇒ 人気blogランキングへ

 ホームシックが病と認知されだしたのは1688年ごろで、その病状は「発熱、不整脈、衰弱、胃痛、うつ」などで、最悪の場合、死に至る病だった。ホームシックにかかる人は、故郷を離れ、外地で戦うスイス人の傭兵に多い病気と受け取られてきた。ホームシックの名付け親は、仏アルザス地方のヨハネス・ホーファーという医者だった。

 後日、別の医者が「高地の牧草地から低地に居住を変えれば、血液の濃度が高くなり、この種の病にかかりやすい」という研究結果を明らかにした。現代ではホームシックは病気ではない。

 誰でもが異国の地に住めば、時には郷愁の思いが募る。特に、「牧人の歌」を聞けば、多くのスイス人は郷愁にかられる。「ハイジ」にはホームシックに苦しむ少女ハイジの姿が描かれている。

 筆者は欧州に住んで約40年になるが、幸いホームシックになって、うつに陥ったことなどはないが、「ふるさと」と聞けば、室生犀星の詩をどうしても思い出してしまう。

 「ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの よしや、うらぶれて異土の乞食となるとても、帰るところにあるまじや」

(O)

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ

sekai_no_1 at 16:21│Comments(0)ヨーロッパ 

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

電子ブック
シベリア鉄道見聞録 ウラジオストクからモスクワまで、「ロシア号」6泊7日同乗ルポ! ほか電子ブック多数!
メルマガ

このブログは、メルマガ「ワールド・ニューズ・メール」と連携しています!


Profile
世界日報社
日刊紙を発行する新聞社。世界各地に特派員を配置し、海外情勢とオピニオンにめっぽう強い。日本初の電子新聞も運営中。
QRコード
QRコード
最新コメント
「最新トラックバック」は提供を終了しました。
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

月別アーカイブ